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ガキの使い「チャレンジ銀だこ」の回について。

2010.03.07放送のガキの使い「チャレンジ銀だこ37店舗」の企画内での、
新しいダウンタウンの笑いの多面性を示す部分について。

もうこの回では、企画の本筋とは別の。
車内でのやりとりのくだりで見せた、
新しいダウンタウンの方向性の笑いが見事だったと言いたい。

その時、車内一同の話題は「銀だこ企画」のシミュレーションで、
ジョニー・デップというあだ名の25歳のADの方が、
たこ焼き10個でギブをしたというものだった。

車内の後ろに座っている浜田はその話を外の景色を眺めつつ聴きながら、
ハッハと笑っている。

しかし、一同がいくらなんでも10個は酷い(少ない)だろう。
ということになった時。
浜田が「歳や、歳」と言う。

ここで遠藤がすぐさま「メッチャ若いですよ、でも」。
返す刀で「同い年や、たぶん」と浜田。
一同一斉に「いや(ガキの使いの)ジョニー・デップですよ?」と聞き返す。

浜田もそれに一度納得しかけるが、
「いや、やっぱりそれくらいやろう?」と食い下がる。
ここで一同、会話の違和感に気づき始め、
若干の恐怖感を伴なったように、ニヤつきだす。
続けて浜田が「40いくつやろ?」と言う。

これで浜田が本家ジョニー・デップが銀だこを10個食べてギブした、
という風に解釈していたということが明確になり、
浜田の感覚のズレが新しい形の笑いをこみ上げさせてこさせる。

他のメンバーに天然じゃないですか、と指摘され、
松本が「もう怖いわぁ~」と、それに対して弱めのツッコミを入れる。
それを受けて浜田が笑いながら「最近ずっと言われんねん、天然やってw」と言う。

これはある種、浜田がツッコミの立場からズレた、
ボケ的なポジションになったと解釈することもできる。

つづいてクイズ番組の問題の時にも、
浜田が間違えて先に答えを言ってしまうというミスをした。
というエピソードを松本が話す。

これが天然浜田への理論派松本的な指摘ツッコミになっており、
近年松本が指摘するようになった
ダウンタウンの構造の逆転が起こっているのがわかる。

これはマイナーチェンジとはいえ、互いの性質が入れ替わることで、
ダウンタウンの構造はもう一度コンビとしての
新しい方向性を獲得したことになったと考えることもできる。

ダウンタウンはもともと
両方がボケツッコミをこなす
オールマイティな芸人だったはずだ。
どちらもがボケとツッコミに特化した形は、
いわばダウンタウンという存在を
大衆に分かりやすく伝えるためのものだったと言えるかもしれない。

現在の構造の入れ替わりはもしかすると、
もしまたダウンタウンが漫才をやるようなことがあれば、
凄く面白いかもしれないなと思った。

素直に言えば、そんなダウンタウンを見たい。

これまでの浜田のドSっぷりのイメージがあればあるほどに、
天然という側面のギャップは緊張と緩和の効果を産む。

そういう意味でも面白かったなぁ。
ダウンタウンにはまだ先があるかもしれない。

さまぁ~ず×さま~ず

テレビという箱の中のお笑いで、
ある特定のお笑い芸人のというのは
「世界」を築きあげる。
我々はその世界に参加し
独特の笑いの世界観を共有する。

その面白さという概念に浸る。

芸人の特色。
それだけでは決してない。
テレビというメディアの中に
空気という世界を固着させる。

ドリフが作り出した世界。
ダウンタウンが作り出した世界。
とんねるず、ウンナン、ナイナイらの世界がある。
みな、その雰囲気や空気に参加する。
参加したいと思わせる空気。
それはある特定の芸人だけが醸し出すものだ。

俺はそれを「世界力」と呼ぶことにする。

テレビのお笑いはある時期を境に淡白で、
同じ場所をグルグルと回っていくようになった。
それは新たな世界力を構築する為の布石が打たれていなかったからだ。

手法の踏襲というのも重要なことかもしれない。
インスタントなお笑いも当然素晴らしい。

しかしお笑いを先へ進める力。
あたらしい世界を持った芸人は、
テレビ界における至宝だと思っている。

その価値観の世界を好きになる。
のみ込まれるのだ。
話芸という技術を駆使し、
テレビというシステムを駆使し、
我々をそこへずるずると引き込んで行く。
そういうタイプの芸人は世界力を持っている。

そして言いたい。
「さまぁ~ず」の持つ世界力は凄いのだと。

多くの人は知らず知らず
その芸人特有の「面白さの世界」に入り込むのだ。

その世界をより強固に構築するためには看板が必要だ。
だから冠番組というものが芸人にとっては重要なのだ。
テレビという箱の中に世界を作る為に。

先日「さまぁ~ず×さま~ず」を初めて見た。
これを待っていた!と思った。
かなり長い間テレビから遠ざかっていたから、
見落としていた。

ようやく新しい土台が一つ。

まだまだその素養があるのに、
席を用意して貰えない芸人は沢山いるが。

だがようやくテレビを、
もう一度楽しめるかもしれない希望。
その布石が打たれた。

縮小再生産のような番組ばかりの中
ようやくドシっと気合の入った世界が現れた。
さまぁ~ずの世界は深い。

役割が均等なのに色合いが違う。
互いにボケ、互いにツッコム。
そして互いが笑いの世界を持っていて、
それが融合した世界になる。
これが世界力の色合いと深さになる。
これぞコンビの真髄と思わせてくれる理由だ。

参加したくなるのはそういう世界だ。

もう終わりかけていたと思っていた
テレビのお笑いの世界に、
さまぁ~ずがようやく新しい光を注ぎこんでくれた気がする。

またひとつ、新しい楽しみが増えた。

M-1 2009 王者と門出

正直に言う。
心情としては笑い飯に優勝してほしかった。

しかし2本のネタ両方の完成度ではやはりパンクブーブーに軍配があがる。
パンクブーブーはもともと好きだし、今回のネタもちゃんと面白かった。
おめでとうございます!

ナイツはもう1本ネタが見たかったなぁ。
ハライチも面白かった。
NON STYLEはスタンダードな漫才のレベルが上がっているが、
去年ほどの手数と爆発力はなかった。
しかし去年と同じタイプのネタで勝負しなかったことは評価したい。

それにしても1本目の笑い飯のネタは凄まじかった。
2本目も決して悪くはなかったが、
既に大勢の前でやったことのあるネタだったのと、
出来の良かった1本目と比べてしまうだけに少し厳しかった。

だが8年連続決勝出場という実績は尋常ではない。
それにお笑いはM-1だけが全てではない。

ようやく笑い飯はM-1という呪縛から解き放たれたのかもしれない。
これからの笑い飯の活躍に期待したい。

優勝したパンクブーブーより笑い飯主体の記事になってしまって申し訳ない。

パンクブーブーも本当に素晴らしかったと思います!
ありがとうございました。

M-1

さて。
今日はM-1だ。

個人的には今年こそは笑い飯の優勝を見てみたい。
ネタ順も笑い飯はかなりいい位置にいる。

だが他にどのコンビが来てもおかしくない。
ようやくM-1決勝に顔を見せたパンクブーブー。
再参戦に維持を見せた東京ダイナマイト、南海キャンディーズ、ハリセンボン。
M-1、キングオブコントの両方の決勝を経験しているモンスターエンジン。
ナイツはネタ順が難しい所だが、
キングオブコントのネタ順1番で優勝した東京03という例もある。
ハライチがどういうネタを見せるのかも気になる。
敗者復活には誰が上がってくるのか。

とはいえ去年頃から俺の中でM-1への熱が下がってきてしまっているのは事実。

それでもお笑いは大好きなのだ。
笑いという舞台で戦うことを決意した、
すべての芸人さんにエールを送りたい。

全力で楽しませて頂きます。

ガキのフリートークの山ちゃん

先日関東で放送されたガキのフリートークを見た。

当然ダウンタウンのフリートークも嬉しかったのだが。
ほとんど結婚報告と子供関連の話題だけで終わってしまったのは残念。
もちろんちゃんと笑いを交えながらなので面白かったんですよ!
今後もガキではフリートークを続けるのかどうなのか。
他に何かが控えている可能性も捨てきれないので待つしかあるまい。

それよりもこの回の放送で個人的に最も評価したいのは、
ライセンス、ココリコという豪華な前説2組の後で、
前説のトリをつとめた山ちゃん(尊敬するがゆえの敬称)。
さすがに高座に上がって何度も落語をやっているだけあって、
明らかに強かな漫談力がついている。

落語の枕のような話運びなのだが、
舞台は落語とは違うマイク一本のスタンダップトーク。
しっかりとその違いを理解した上で、
空気を作るために細かな表情や身振り手振りで確かな笑いを取りに行く。
それに上手から下手すべてを見渡すように歩いて客層を確認しながら、
その行動自体がさらに空気を作る意味にもなっていて上手い。

自分のキャラクターをしっかり理解した上で、
上手いバランスの漫談芸を構築しているなぁ。

山ちゃんが上手くなりすぎるのを見せるのもどうなのかと思った時期もあったが、
年齢と共にその辺りのバランスが本当に見事に取れるようになってきている。
本来のポテンシャルがスタンダードな芸として発揮され始めている。

もはや芸歴21年の大ベテラン。
見る側も十分に信頼のおける芸人さんだということは分かってきている。
それにやはり山ちゃんという存在は愛されているのだなぁ。
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