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ヒカシュー

先日は平沢進とP-MODELを紹介したので、
今回は同時期にテクノ御三家と言われていたヒカシューを紹介。

はっきり言って当時のテクノ御三家はすべて頭がおかしく、
後の日本のテクノサウンドの礎になったとはいえ、
その独自性は現在でも色あせることはない。
むしろ音楽がより大衆的になった現在だからこそ輝く。
しかしながら、ヒカシューはその中でも特に異端で、
電子音を使用してはいるものの到底テクノと呼べるようなものではない。

さらに大衆に受け入れられることは、まずありえない。
映像と音楽から嫌悪感を催される方すら居るかもしれない。
ということを最初に明記しておく。
ただし、ハマれば面白い。

即興演奏に対するこだわりが強いようで、
近年の「転々」というアルバムでは一切の作曲活動を行わず、
すべて即興演奏によってアルバムを製作したようである。
この作品についてはフリージャズほど無茶苦茶ではないものの、
作曲活動を行わない即興演奏という難しい題材のために、
本来マニアックな人たちに好まれるヒカシューでも、
賛否の分かれるアルバムとなっているようである。

ちなみにボーカルの巻上氏は、アニメ∀ガンダムの主題歌である、
「ターンAターン」の冒頭のムィイイイイイイという
ホーミーを担当していることでも知られている。

他の情報など知りたい方はWikipediaのヒカシューの項目を参照して下さい。

さて、前置きはこれくらいにしておいて、
早速映像の方を見ていただきましょう。
まずはヒカシューのみではなく当時のテクノ御三家と呼ばれた
P-MODEL、ヒカシュー、プラスチックスのすべてが出演している
歴史的価値の高い映像から見ていただくことにしましょう。
ちなみに演奏されるのはすべてデビュー曲です。

注目は当然ですが今回のメイン、2番目のヒカシューの異端っぷり。
とにかく曲が始まる前の巻上さんのキチガイっぷりに愕然として下さいw
ではどうぞ。



はいっ、というわけで。
まあ、恐らくですが、
10人見た方がおられたら約9名の方が、
ヒカシューに対して言いようのない感情を抱いたことかと思います。
しかし、たぶん正常な反応です。
次々見ていけば慣れます、人によってはクセになります。

一応上記の映像の演奏順にコメントなど。

P-MODEL/美術館であった人だろ
P-MODELだけに限らずですが。
この時代に電子音を使うというのは、
コンピューターですべて簡単に処理できるような、
現代の状況とは違い、とんでもない手間がかかります。
映像が1980年なので、
丁度マイクロソフトのMS-DOSなどが登場した年のようです。
当然GUIを搭載したMACやWindowsの登場など、まだまだ先の話。
歌詞はデビュー当時から相変わらずぶっ飛んでいる師匠でしたw

ヒカシュー/20世紀の終わりに
俺がヒカシューが一番異端だと言ったその理由の一端が、
曲にはいる前のボーカル巻上さんの「いやよん♪いやよ♪いやよっ♪」です。
人の形をした化け物が現世に現出した訳です、これは現実ですか?
曲自体は特に好きな訳でもないのですが、
上記のように歴史的価値の高い映像なので一応ついでに。

プラスチックス/COPY
俺がまだ唯一他の曲を聴いたことがないテクノ御三家。
P-MODELやヒカシューよりもさらにサブカルチャー臭が強い印象。
上記二組と同じで否が応でも耳に残してくる独自性がある。
ちなみにリズムボックス担当の島武実氏は作詞家などとして活動しており、
「ごっつ」や「HEY!x3」などの番組アドバイザーとしても参加しているらしい。
サブカル系の人たちは活動が多岐に渡るのが特徴的だ。

さて、以下からは、ようやくヒカシューのみの紹介。

○ヒカシュー/パイク
確かな情報ではないが、
この映像は当時ヒカシューがライブでやっていたパフォーマンスを、
テレビで同じようにやったもののようである。
個人的には好きなパフォーマンスなので是非見てほしい。



もともと巻上さんは劇団を主宰していたらしいこともあり、
曲の途中からラストまでの紙芝居などが相互作用しあって
見事な複合芸能になっている。
セルフプロデュースのパフォーマンスとしても最高に面白い。
大槻ケンヂが影響を受けたというのはよく分かる。
語りの持つ力というのは凄まじいものがある。

○ヒカシュー/プヨプヨ
序盤からイカれ具合は十分に見て取れるが、
本当に面白くなるのは4分あたりから。
狂気の体現者、ヒカシューここにありw



この人の場合、本当に頭がおかしいのか、
狂気を演じているのかがよく分からない。
だから不思議で、それが余計に変で、気持ちが悪い。
そしてなぜか耳に残る異物感が、
いつしか心地よさのように感じられてくる。
俺がヒカシューに諸星的なものを感じてしまうのは、
こういう異物感の心地よさなのだ。
そこには毒とユーモアが混在している。

○ヒカシュー/びろびろ
これを見て映像も歌も全てひっくるめて笑ってしまえ。
そしておののけw



自分が曲を作ろうと思って、
これを作れますか?っていう話ですよw
俺にはどう頑張っても無理ですw
まず、曲を聴く人間の第一印象を決める一番大切な歌い出しが、
『快楽に脳が痺れて やーらららぁああ!!!』
理論を越えた感覚の奔流がそこにはあるw
漫画原作者の小池一夫氏が、
「冒頭、銀座を裸の女が走っている」
という言葉で読者を引き付ける為の演出論を伝えたらしい。
これはまさにそれと同じことだw

ヒカシューがデビューした1978年から30年が経ち、現在2008年。
恐らく当時はまだテクノというジャンル自体が新しいものであり、
現在のようなテクノらしいサウンド様式は確立されていない頃。

電子音という新しい音に興味をもった当時のミュージシャンたちが、
自分たちなりにサウンドを模索して試行錯誤していたのだろう。
そしてYMOなどを筆頭に、テクノ御三家などが、
それぞれの独自性で新しい音楽を確立させてくことになり、
結果的には現在のPerfumeなどへと繋がっていくのである。

さて、長くなりましたが今回はこんな感じで。
ヌード!ヌード!ヌードな気分♪
ピース!ピース!ピースな気分♪
チーズ!チーズ!チーズな気分♪
というわけで、さようなら~

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