fc2ブログ

最近読んだ小説群

R.P.G. / 宮部みゆき
多くの人がタイトルから想像しそうな展開にはならない、と言っておく。
しかし流石は宮部みゆき、貫禄の作品であろう。
場面がめまぐるしく変わることはなく、
舞台のような場面展開で登場人物たちの会話を見せていく。
ロールプレイングとは、本書の巻頭に書いてあるとおり、
役割を演じること。である。
これこそがR.P.G.においての重要なギミックだ。
ちなみに、主人公は「模倣犯」の武上刑事と
「クロスファイア」の石津刑事らしい。
残念ながら俺はまだこの両作を見たことがないが、
彼らを無理やりに登場させていると感じることはなかった。
…ただ、序盤は一気に登場人物が出てきて、
誰が誰やらわからなくなってしまって、読むペースが落ちてしまいがち。
もう少し登場人物は減らせても良かったかな、とは思う。

返事はいらない / 宮部みゆき
個人的な意見だが、なんせ宮部みゆきは短編がおもしろい。
長篇はまだそんなに多く読んでいないだけだからかもしれないが。
この『返事はいらない』も短編集である。
そしてこれは、実際面白かったわけだ。
タイトルにもなっている短編[返事はいらない]はよく出来た作品だ。
フックの効いた短編で、宮部みゆきらしい、人情味が溢れた作品。
それは『返事はいらない』全編を通して言える。

11文字の殺人 / 東野圭吾
もう只管に読みやすく、面白い。
この人の小説は読み始めたら止まらない。
最初に買ったのは恐らく、「むかし僕が死んだ家」だ。
タイトルに惹かれて買ったら、読み終わるまでノンストップだった。
この作品もほぼノンストップで読み終えてしまった。
『無人島より殺意をこめて』この11文字こそ、
この小説におけるまさにキーワードである。
犯人は案外早くに予測がついてしまうのだが、
どっこい、そんなところで終わらないのが東野圭吾である。
まあ何とも後引くエンディングを作ってくれたものだ。

空の鐘の響く惑星で? / 渡瀬草一郎
最近のファンタジー系小説の中では、かなり面白い部類に入るだろう。
いわゆるライトノベルで、まあマンガ小説ですな。
読みやすいので本当にコミック気分で読める。
この小説の一番のいいところは登場人物が活き活きしていることだ。
それぞれがそれぞれの行動理念に基づいて動くために、
非常に多い登場人物の把握がそれほど難しくない。
シナリオも設定が深いため、非常に面白い展開になっている。
挿絵やカバーデザインもキレイなのも嬉しいところ。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

自己紹介
  • 世界の住人である証として


  • プロフィール
  • 円山寛貴
    Maruyama Kanki
  • コミュアプリ
  • YOSHIOO

  • コンタクト
  • mixi
    gooホーム
    Twitter

  • メッセ系
  • skype名:円山寛貴
    MSNメッセンジャー
    mpe_code@hotmail.com

  • 紹介

  • HI-KING / Rhyme Viking

    ちぐはぐ
    Cheekbone / ちぐはぐ

    boost
    DJ KAZUNARI / Boost

  • Amazonショップ
  • Circle Mountain Cycle

    受けた恩は忘れたくない人たちの為に。
  • タイ洪水への寄付(paypal)

  • タイ旅行交流会

  • トルコ地震の義捐金受付先

  • ぼやきくっくり さん

  • ひとこと
  • YOSHIOOをよろしくお願いします。

Amazonアソシエイト
最近の記事
ブログ内検索
最近のコメント
最近のトラックバック
ブロとも一覧
深いふかい森の中
過去ログ倉庫:黄金の金玉を知らないか?
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

つぶやき
写真
カレンダー
Google AdSense
リンク
カテゴリー
月別アーカイブ
RSSフィード
QRコード
QR