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『剣道7千段』

ドクン ドクン ドクン

田中=ホグドバチャイ=仙太郎は戸惑っていた。
握り締めた竹刀を振り下ろせば、試合は決まる。

<<しかし、振りぬくスピードが時空を超えてしまうっ!>>

因果律を切り裂いて相手をしとめるホグドバチャイの技は、
もはや剣技の域を超えている。

そんなことよりも、
もしくは、
それにつけても、

ホグドバチャイはおばあちゃんの事が大好きだ。
明日はおばあちゃんの作った何らかの煮っ転がしが食べたい。
そんな思いに耽りながら、時空間の危機を考えていた。

風が吹けば桶屋が儲かる。

ということで、一方そのころ。
1兆年後では・・・

「いまに見ていろ!ブイビエンダ星人め!!」

「ブゥィイイイイイ!!」

「なんだって!?コモドオオトカゲの姫君をさらっただとぅ!?」

「ブィ。」

「あんた、そら奥の手やがなー!」

『どうもありがとうございましたーーー!』
『ブィブィブブブィーーー』

という時空をゆるがす寒さの新ネタを発表したコンビがいた。

ホグドバチャイが放つはずだった、
超高エネルギーの剣技は、
起こりうるかもしれないという可能性だけで、
一兆年後に世にも恐ろしいコンビ芸人を生み出すことになってしまった。

しかし、幸か不幸か、
彼らの寒さはホグドバチャイのフルパワーの剣技すらをもしのぎ、
時空間のゆがみを抑制する運びとなった訳である。

そして時代は戻って一兆年前。

ホグドバチャイの試合を観覧していた、
おばあちゃんが叫ぶ。

「今だ!!!技を出すのじゃユキヒロ!」

「おばあちゃん、あれは仙太郎ですよ。」

すかさずホグドバチャイは技を繰り出す。
ためらいなく。
ホグドバチャイはおばあちゃんに絶大な信頼を寄せている。

なぜならおばあちゃんは知恵袋2兆段だからだ。
おばあちゃんの言うことは基本的に間違っていない。

「おばあちゃん!またそんなもの食べて!!
それはマジックマッシュルームだってこの前おしえたでしょう!?」

「行けー!!ユキヒロお前は剣道7千段じゃーーー!
1兆年後のコンビがお前を力一杯たたかわせてくれるけんのーーー!」


・・・
・・



『そんなことを話しながら、ムーミンは死んでいったそうだ。
これでムーミン谷で起こったすべての不思議な出来事はおしまいさ』


<<自叙伝:できたら砂に布巾をかけてくれ。>>


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