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アベニールをさがして 序盤の感想

現在「アベニールをさがして」の序盤を読書中。
というか最近は全然読めていなかったので、
数日ぶりに読んでいるが、これはすごい。

無から、ものが生じることなどはない。

とのことから著者である富野によって仮定された、
ヒッグス粒子よりも微小な素粒子インティパ。

15年前に既に富野はヒッグス粒子の向こうを見据えていたのか。
しかもそれをガンダムの前史的な舞台を下地にして
物語に組み込めてしまう。
これは凄い。

俺も最近、
「場」とは極小粒子の集積のようなものではないかと考えていて、
一次元的な素粒子の点描によって、二次元的な面世界や膜世界が成立し、
さらにそれらを縦と横と奥行という三次元的な概念の組み合わせにより
空間というものは成立できるのではないかと考えている。

これが富野の考え方と似ているかどうかは別として、
そういう考え方を持っているので、
インティパという概念は
感覚として凄く腑に落ちる空想科学的な概念だった。

現在26歳の俺でちょうどいいくらいの予備知識量な気がする。
もちろん俺より若くてもっと頭のいい人は沢山いるだろうけど。
まあ読み易いので予備知識の有無はそれほど重要ではないだろうが、
それでもある程度の敷居の高さはありそうな気がしないでもない。

しかし、これは言えると思う。

富野は小説家の面でも十分に非凡な才能の持ち主だ。
ライトノベルという小説世界の中に、
富野由悠季の新しい小説的世界を映し出している。

テキストで劇を語りすぎてしまうことへの、
強い抵抗感を持っていたであろう富野。
初期の小説などからは、
確かにそういった素養が見受けられる。

だが「アベニールをさがして」では、
非常に上手くライトノベルを読む層を意識し。
テンポが流麗かつ、場面や状況で劇を語り、
極力テキストで読者に劇を語らないように配慮された、
SFエンターテイメント作品になっている。

これは小説家としての力が向上していると言っていいと思う。
ちゃんと文章世界でも富野的な演出は確立できている。
短い言葉でも組み合わせや、
配列によって演出が可能であることを実践している。

もともとの説明的な性質を逆に上手く使っていて、
結果としてはそれが小説の色になっている。
小説家、富野由悠季もいい。

出会うタイミングとしては
出会うべき時に出会えた本って感じがする。
こういう出会いは本当に嬉しい。

最後まで読み終わったら、また感想書くかもしれませんが。

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>富野は小説家の面でも十分に非凡な才能の持ち主だ。

か、感動的~(ジロン風)。ようやくそれを発見した人がいました…。

ああ、いっぱい言いたいことありますけど、円山さんが読み終わるまで自重します。

2月中には読み終わってるはずなので、
また読み終わったら感想書きます。
わさ(とってつけたようなチル風)。
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