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最近読んだマンガ2009年6月~8月

以前のように月ごとに分けてマンガのレビューを書こうと思っていたが、
ここ3ヶ月ほどで読んだ量が多すぎて書ききれないかもしれないので、
まとめて気に入ったものだけ感想を書いていきます。
あまり長くなりすぎないように、
それぞれコンパクトに感想をまとめましたが無理でした。

目次
・GIANT KILLING / 綱本将也☓ツジトモ
・COPPERS / オノ・ナツメ
・それでも町は廻っている / 石黒正数
・デッドマンワンダーランド / 片岡人生☓近藤一馬
・DOLL STAR -言霊使い異本- / 里見蘭☓槇えびし
・ism/i / 夏十耳☓空十雲
・ジャバウォッキー / 久正人
・flat / 青桐ナツ
・Doubt(ダウト) / 外海良基
・ハーメルンのバイオリン弾き ~シェルクンチク~ / 渡辺道明
・数学ガール / 日阪水柯☓結城浩
・step by step / 安永知澄
・童話迷宮 / 釣巻和(原案:小川未明)
・茄子 / 黒田硫黄
・拡散 / 小田ひで次
・イムリ / 三宅乱丈

・GIANT KILLING / 綱本将也☓ツジトモ
個人的には久々のサッカー漫画。
主人公は若干35歳の元日本代表選手の監督。
魅力的な絵やキャラクター陣。
これはもう単純に面白い漫画だよなぁ。
熱がある。
試合中のDFやFWのポジションによって生まれる
微妙な温度差なんかがさりげなく描かれていたりして面白い。


・COPPERS / オノ・ナツメ
最初not simpleの表紙に惹かれて買ったオノ・ナツメ。
もう今や超・売れっ子だ。すごいなぁ。
どんな作品でもソツなくこなす。
このCOPPERSも面白かったけど、
今でもオノ・ナツメで一番好きなのはnot simpleだ。


・それでも町は廻っている / 石黒正数
石黒作品は既にほとんど買ってしまった。
原作付きのアガペはそれほど面白くないらしいので手を出していない。
ネムルバカやPresentformeは面白かった。
全ては探偵綺憚でハマったのがきっかけだった。
この「それ町」では探偵綺憚などで実験された要素を、
上手く連載向けに引き伸ばして使ったりしている。
個人的には好きなノリの漫画なので楽しい。
歩鳥カワイイヨ、ホトリ。本当にアホだな、ホトリ。


・デッドマンワンダーランド / 片岡人生☓近藤一馬
エウレカセブンのコンビの新作。
まだどうなるか分からないが、なかなか面白い。
魅力的なキャラクターを豊富に用意する所に
作者達の性格の悪さが垣間見えるw
テレビアニメ化も決まってるみたいだけど、
最近の規制の中でどれだけできるんだろうか。
てか俺よく考えたらエウレカはコミック版読んでないんだよなぁ。
機会があれば読んでみよう。


・DOLL STAR -言霊使い異本- / 里見蘭☓槇えびし
マガジンZ系の漫画漁ってる時に購入。
一時期のエースコミックっぽいタッチと作風だった。
悪くないんだけど最近の漫画の傾向で、
上手にまとまり過ぎてて面白味には欠けてしまった気がする。


・ism/i / 夏十耳☓空十雲
全部で4巻だった。
恐らくマガジンZが休刊になったので正式な完結ではないはず。
続編の予定もあるという予告もあるしね。
かなり複雑な設定があるはずなのに、
ようやくキャラクター達が動き始めたな、という所でバッサリ終わる。
面白いし絵も技巧的だとは思うのだが、
少し線の魅力にはかける絵だよなぁ。
表紙絵の色彩感覚はかなり凄いと思うけど。


・ジャバウォッキー / 久正人
ここ最近見つけたマガジンZ系の漫画の中では一番の大当たり。
あまり絵には詳しくないので、
どのような方法で描かれているのかがまるで想像がつかない。
切り絵のような陰影の世界で、とんでもなくスタイリッシュだ。
話が進むにつれて作者もその独自の手法を使いこなしはじめ、
7巻あたりでは自己流のデフォルメで描けるようになっている。
そんなことよりリリー・アプリコットは可愛すぎる。
あまり二次元の世界のキャラに入れ込む趣味はないがリリーは良い。
なんてカッコイイヒロインなんだろうか。
話を説明するのは難しいので実際に読んで確かめるのが一番いい。
読めば単純にカッコイイから痺れると思います。


・flat / 青桐ナツ
ほのぼの~。
日本版のフルハウスって感じかな。
あっくんとへーすけの珍コンビの日常。
タイトルどおりにフラットな気分になれます。
迂闊にあっくん可愛い!なんて言おうものなら、
ショタコン扱いされてしまいそうなほどの危うい可愛さですね。


・Doubt(ダウト) / 外海良基
全4巻。そのオチはどうなのよ?っていう終わり方。
ミステリとしてじゃなく
サイコスリラーやホラーとして読めってことだろうなぁ。
シナリオ的には続編を作ろうとしてるっぽいけど。
買うかどうかは分からないや。


・ハーメルンのバイオリン弾き ~シェルクンチク~ / 渡辺道明
ハーメルンの続編、ハーメルの子供達も登場。
絵はそれほど上手くなっていないけど、
ギャグとシリアスのバランス感覚とか。
ギャグやりながらでも
魅力的なシリアスシナリオを作るセンスは相変わらず。
続編ってグダグダになるものが多いけど、
これはもしかしたら面白くなるかもしれない。


・数学ガール / 日阪水柯☓結城浩
俺のあまり得意でないもの。
学園物、恋愛物、数学の全てがつまった作品だった。
輝かしい青春を謳歌しなかったトラウマなのだろうか、
学園物や恋愛物に対してあまり心が動かない。
主軸ではない要素としてなら気にならないのだが、
学園恋愛物がメインで来ると引いてしまう。
数学ガールでは数学という要素が入っていたので、
あまり拒否感なく読むことができた。
けど例として登場する数学の問題は難しすぎて、頭がパンクしそうだった。
でもよく作品に数学を絡めていると思うし、
数学を通して何かを考えるという視点や観点は、
十分読む意義のある提示の仕方だなと感じた。
なかなか良く出来ていた。


・step by step / 安永知澄
これはとんでもない漫画だ。
持っているタッチの種類や、エピソードのパターンといった、
漫画的な基礎力のようなものだっていくらでも褒められる。
しかし、この漫画家のそんな部分を褒めたって仕方がない。
発想の出発点、そして帰着点、次へと進もうとする意思。
哲学を漫画的文法に落とし込む。
などというと安っぽくなってしまうし、
内的実感の視覚化と多面的感情の融合。
とかいうと伝わりにくくなるかもしれない。
巻末にカネコアツシと安永知澄の対談が掲載されているが、
個人的にはこの対談は別冊でやって欲しかった。
この作品は作品内において言葉で語られない方が良い気がする。
どういう風に受け止めるかを押し付けない作風。
日常の中の非日常性を描く。
恐らく誰もが日常の中で感じたことのある微かな違和感。
それが増幅されて、どんどんと広がっていく宇宙観が凄い。


・童話迷宮 / 釣巻和(原案:小川未明)
釣巻和は以前にもレビューを書いた「くおんの森」で知った。
絵は上手いし、コマ構成や視線の誘導など、
漫画の文法を沢山勉強していて凄いなあと思っていた。
何より「くおんの森」の表紙で惹かれたのは色彩感覚だった。
そして、この童話迷宮は漫画では白黒だが、
WEBでカラー連載していたものをまとめたものだというのだから驚いた。
WEBで連載するというだけあって、
どうやら釣巻和はパソコンを使って漫画を描くのが上手い。
機能の使い方、使うべきポイントをしっかり把握している。
ただパソコンを使って漫画を描いているだけではない。
「くおんの森」で気になった短編力は向上しているように感じた。
童話を元にエピソード構成をしているというのも、
短編力向上の理由かもしれないが、
とにかく読者に理解させるだけの力がついているのは間違いない。


・茄子 / 黒田硫黄
茄子を主題に複数の基軸となるエピソードを、
最終的に一本の短編集にまとめる。
文字にして書いてみたら意外と普通だが、
中身を読むととても普通じゃない。
よくもまあ茄子でこれだけ展開させることができたものだ。
そのどれもが異様に面白い。
「茄子」で面白い漫画を描きなさい。
というお題に対する黒田硫黄の回答のようだ。
もしかすると黒田硫黄の物語を作り始める出発点は、
そうした所なのかもしれない。
セクシーボイスアンドロボや大王も面白かった。


・拡散 / 小田ひで次
有体に言えばセカイ系ひきこもり漫画だよなぁ。
文字通り世界に飛び散って引きこもることになった少年のお話。
線のパターンは最近では少し珍しくて、
劇画タイプのエロマンガでよく見られる、
陰影のつけ方がやたらねちっこい線。
作風もねちっこくて、
しかも出てくる女キャラがほとんどブサイク。
それでも主人公にとっては彼女たちは非常に大切な存在だ。
かなり抽象的な世界で。
読者側の理解への歩み寄りを要求するタイプの作品。
かなりエロティックな皮膚感覚や感性が出てきて、
それが作風を構成する重要なポイントにもなっているので。
もしかするとエロマンガも書いてたりするのかもしれない。
今のところ他の作品だと個人的にはミヨリの森が気になっている。


・イムリ / 三宅乱丈
うわーうわーSFだ!ファンタジーだ!本格だー!!!
今出ている6巻まで読んだけど、まだまだ終わりそうに無い…
嬉しい出会いだが、また新刊が待ち遠しい本が増えてしまった。
SFの醍醐味が詰まった作品だ!
絵は少女漫画よりのタッチだよなぁ。
断ち切りの絵でもノンブル(ページ数)をつけられるように、
内側の空白部分に縦でページ数を打っているのは凄い。
ここまで含めてスタイルにしてしまっている。
これは凄いけど気長に待って楽しむしかなさそうだなぁ。


ちなみに過去の感想どもは以下にて。
最近読んだマンガ2009年3月 前編
最近読んだマンガ2009年3月 後編
最近読んだマンガ2009年4月 前編
最近読んだマンガ2009年4月 後編
最近読んだマンガ2009年5月

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12年に一度: 角館・武家屋敷「石黒家」のブログ 角館・武家屋敷「石黒家」のブログ. ホームページは、http://www.hana.or.jp/~bukeishi/. 最近の記事. 12年に一度 · 大雨 · 梅雨らしい・・・ · 千畑ラベンダー園 · 武者窓にカエル · ...

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