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「騎士は恋情の血を流す」と「ヴァルプルギスの後悔 Fire2.」

「ヴァルプルギスの後悔 Fire2.」
「騎士は恋情の血を流す」の2冊を読了する。

併せて読むと上遠野作品の世界すべてがリンクした。
ヴァルプルギスの後悔の方では、
魔女の印象のちぐはぐさの理由も分かり、
リキ・ティキ・タビの正体も明かされ。
果ては不気味な泡の黒い筒の人が何であるのかってことも、
なんとなく想像がつきはじめた。
MPLSの起源についても少しずつ言及されはじめた。
ビートや浅倉朝子も登場してクライマックス感が凄い。
ブギーポップシリーズと事件シリーズの親和性が高い話だったな。

騎士は恋情の血を流すでは、
久々にしずるさんとよーちゃんにも会えたので嬉しい。
ブギーポップシリーズとしずるさんシリーズが、
そしてソウルドロップシリーズが。
明確にリンクしはじめ大きな流れを作ろうとしている。
作品をまたいで描かれる多次元的な大河ドラマになっている。

しずるさんという存在は実はかなりミステリアスだ。
恐らくただのMPLSではない気がする。
あの病院でお姫様として君臨している、
というのは生半可な存在ではないはずだ。
安楽椅子探偵のような能力を発揮するが、
それは彼女の能力の本質ではないだろう。
モーニング・グローリーに似た力なのかもしれないと思っていたが、
もしかするとそれは彼女の性質であって能力は全く異なるのでは…

真に恐ろしいものは「理解できない」ものだ、というセリフがあったが、
とすれば、しずるさんは相当に怖いんだろうなぁ。
しずるさんがあまり死神を怖がっていないのは、
自分が世界の敵になり得ないということを「理解している」からだろうか。
はてさて魔女とお姫様のお話は交差していくのか…

ちゃんと毎回これからどうなるのだろうかとヤキモキさせる。
上遠野作品は子供の頃の待つ楽しみを思い出させてくれる。
様々な世界が混合されていくのはやはり楽しい。

それにしてもAmazonでは「騎士は恋情の血を流す」が、
発売前までは予約を受け付けていたのに、
現在は販売されておらず中古品のみが販売されている。
説明では希少品となっているが、
他のオンライン書店では定価で購入できる。

理由はいまいちハッキリとはしないが、
富士見書房と電撃文庫が揉めたとは思えないしなぁ。
帯にはっきり「しずるさんvs統和機構」と書いてる訳だし。

確かに地元の書店にも発売日には並んでいなかったが、
その代わりなのか、
ヴァルプルギスの後悔が発売日より3日ほど早く並んでいた。

Amazonで購入できないからって希少品というのは少々無茶な気がするが、
初版しか発売されないなんて事にはならないと思うが。

ちなみに「騎士は恋情の血を流す」は
サイズは文庫サイズではなく大判コミックと同じサイズで、
ハードカバーじゃないタイプだった。
分かりやすく言うとガンダムUCとかと同じタイプだ。
新書タイプに慣れると新書でも読みやすいが、
このタイプも好きなスタイルだ。

上遠野浩平は、
これでほぼ全ての書籍タイプで作品を書いたんじゃなかろうか。

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