なんか不思議で変な夢を見た。
かなりディテールが細かく、
内容をこと細かく覚えており、
ここまではっきりとした夢はひさしぶりなので、
自分用のメモとして書いておくことにする。
///以下から夢///
俺は母が新しく住むことになった新居に行くために、バスに乗っていた。
ぼーっと見ていると、周囲が知らない景色であることに気付く。
さらに、そのバスの運賃が異常に高いことがわかった。
夢の中の俺は、乗り過ごしたが、
もう随分と遠くまで来たのだな、と思うことにした。
感覚的には違う街までは来ている、という感覚だった。
バスは土手のある川沿いの道を、
川を右手に見ながらぐんぐんと進んでいた。
バスの運賃表の数字は停留所ごとに、ぐちゃぐちゃに入れ替えられていた。
バスに乗っている間、俺は母と電話をしていた。
「バスがおかしいので、つくのが少し遅れそうだ」と伝える。
母は心配そうに「大丈夫か、焦らずにゆっくりおいで」と言う。
次の停留所は大きなデパートがある地区だった。
俺はそのデパートの地下に、
母の新居へいける電車の駅があるような気がしたので、
電車に乗ることを決めた。。
俺は次の停留所でバスを降りることにした。
母との電話を切ると、
今度は中学時代の友人から電話がかかってきた。
そういえば遊ぶ約束をしていたのだった。
時間的にそろそろ俺の家についている頃である。
すぐに断りの連絡をいれなければならないが、
バスがデパート前の停留所についたので、
とりあえず放置して、俺はバスを降りることにした。
しかし利き手に電話を持っていた俺は、
運賃を取り出すことができずに、小パニック状態になっていた。
今にもバスの扉が閉まりそうなので、
俺は慌てて運賃も払わずにバスを飛び降りた。
すぐにデパートの中へと入ろうとしたが、
そういえば、と思い、
電話の着信履歴を見ると、
さっきの中学時代の友人から2件。
確認していないが恐らくその友人から、
「到着した」という旨が書かれているであろう新着メールが1件。
そしてなんだか分からないが「組織」と書かれた着信履歴が1件。
その下にはさっき電話していた分の母が1件。
つまり組織の電話は母との電話中にかかってきていた、
不在着信ということらしかった。
夢の中の俺はその組織からの電話を、
わずらわしいものだと感じていたようだった。
なので「組織」には電話をかけなおさなかった。
とりあえずデパートの中に入ると何か違和感を感じる。
よく見ると自分が裸足であることに気付いた。
自分がバスを降りるときに、
焦りすぎてバスの中に靴を忘れてきてしまったことに気付く
急いで自分が乗っていたバスを結構な距離を走って追いかけたが、
もう後の祭りでバスはとっくに走り去ってしまっていた。
俺は裸足のままではまずいので靴を買うためにデパートへと戻ろうとするが、
今度はやたらと風が強くなって簡単にデパートへと戻ることができない。
しかも靴がないので、全然歩けない。
靴があればもっと簡単に歩けるのに。
なんとか、その風に立ち向かいながら、一歩ずつ前に進んでいると、
デパートの屋上に向かって、
超巨大なヘリコプターが着陸しようとしていることが分かった。
大きさは、デパートの屋上とほぼ同じサイズだった。
街の人に話を聞くと、そのデパートの屋上にはヘリポートがあり、
どうやら政治家や財界人がよく買い物に来るということらしかった。
強い風はそのヘリコプターの回転するプロペラのせいのようだった。
俺は再び母に電話をかけ、
事情を説明しもう一度「つくのが遅れる」ということを伝えた。
母は「無理して来なくても、来るのは別の日でもいいじゃないか」と言っていた。
そして放置したままになっていた中学時代の友人にも電話をかける。
再び事情を説明し「今日は遊べない」ということを伝えた。
友人は「じゃあしょうがないな」と言っていた。
そうこうしているうちに辺りは夜になっていた。
風はいっこうに収まる気配がなく、
俺は体力をかなり奪われていた為、
風を避けるために手近にあった軽食屋に飛び込んだ。
中に入った手前、何か食べなければいけないだろう。
ということでメニューを見ると、
どれも目玉が飛び出るほどに高い。
オムライスが一皿7000円である。
俺は「ありえない!」と激昂し店を出ることにした。
同じように値段の高さに怒って、外に出ようとしている二人の人と出合った。
よくは覚えていないが、
成年の男の人と、おばちゃんだったような気がする。
話を聞くと、この辺り一体の物価は、
さっきのヘリコプターに乗ってやってくるような
政治家たちの支払い能力に合わせている為に、
非常に高いようだということらしかった。
と、話していると目の前にバスの停留所があった。
次の停留所によく見知った電車の駅の名前が書いてあった。
あんなに長い時間バスに乗っていたのに、と思っていると、
左手の方からバスが向かってきているのが分かった。
俺はこのバスに乗って見知った駅に行ったほうが分かりやすいと判断し、
反対側の停留所へと向かおうとするのだが、
なんといっても風が強く、身体が思うように動かない。
バスに向かって「乗ります」という意思を伝えるように、
手を挙げながら一歩ずつ、一歩ずつ進んでいると、
さっき定食屋で知り合った二人が、俺の背中を押してくれていた。
バスは停車して俺を待っている。
二人が俺の背中を必死にぐいぐいと押してくれている。
そして、なんとか俺がバスに乗り込めるかどうか、
という所で、俺は目覚めた。
///以上、夢の内容///
2008年3月14日 夢 ―分析篇―この夢の内容を分析しています。
かなりオカルトな内容ですが、自分のことながら久々に鳥肌がたってしまいました。