年の瀬。
僕はいつもどおり。
少し懐かしい顔に会えた。
それくらいかな。
いつもどおりというのもいい感じ。
M-1グランプリ
八方・今田の楽屋ニュース
人志松本のすべらない話
オールザッツ漫才2006
朝まで生つるべ
奇跡の笑い雪崩。
そして今夜はガキの使い。
素敵。
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命の匂いがする。
僕の中から。
みんなの中から。
僕と世界との間を泳ぐのは、
そういった匂いのようなものなのかもしれない。
0と1の狭間にあるのは、
僕と世界をつなぐものだ。
隔たりは残響。
匂いは名残。
深呼吸すれば思い出す。
記憶とは呼吸。
思いとは己。
言葉とは音。
僕と誰かの間にある隔たりとは言葉という音。
けれど、そうして響いた残響で僕は僕を知る。
そして誰かがいてくれたという名残は匂いとして残る。
深く。
吸い込む。
そして吐き出して、人は生きる。
呼吸とは命。
命とは記憶。
僕がふれたのは、そういった滑らかな実感。
愛しているという思いすら突き抜けて、
圧倒的な残響の実在感。
僕と世界との間にはこれほどの無限が広がっている。
そして、それは滑らかで優しく僕を包む。
いつか僕は、そんな滑らかな世界と誰かの狭間になる。
そこを漂う。
僕は懐かしいと思っていいのだろうか、
僕たちが泳いでいるこの全ての狭間を、
暖かいと呼んでいいのだろうか。
悲しみで涙を流すことが、何かを変えるとは思わない。
けれど、この感情を素直に暖かいと、優しいと感じてしまって、
僕は本当にいいのだろうか。
答えはでない。
答えはでないけど、僕は冷たい世界にいる。
この冷たい世界で、暖かいと感じることで僕は生きている。
深く、息を吸って吐き出して。
吸い込んだ空気が、僕の中の思い出の鈴を鳴らす。
吐き出した僕の記憶は、僕にはとても美しい鐘の音のようなのだ。
隅々まで生きている。
死はこんなにも僕のそばにいつだってあるから。
僕は生きている。
簡単な世界じゃない。僕は生きている。まだ生きている。
空がある。大地がある。君がいる。僕がいる。
そして僕と世界の間を漂う、海月がいる。
あの番組は、ほとんど毎年おもうけれど。
途中の採点の過程などにはいつも不満を感じたりするものだ。
それは個人の趣味のようなものもあろう。
個人的には緊張しすぎて本来の自分たちの漫才ができていなかったとはいえ、
ポイズンはもっと評価を受けていいと思うし、
笑い飯の一回戦のネタは麒麟より完成度が高かったと思う。
笑い飯の優勝を見たいという希望は、また来年に繰り越しとなってしまった。
だが、そういった過程には不満は残るものの、
今回のM?1優勝という結果には全く不満を持ってはいないのだ。
チュートリアルは圧倒的だった。
去年のブラックマヨネーズと同じだけの爆発力、
打撃力、衝撃力があった。
笑い飯が決勝に出場していたとしても、勝てなかっただろう。
トータルテンボスも面白かった。
僕が彼らを始めて知ったのは、数年前のオールザッツ漫才だった。
「今日のネタのハイライト」この武器をもってして、
多くの関西芸人からも爆笑をさらった。
それは少ない自分たちの武器を最大限につかって、
最も自分たちを魅力的に見せていた技だった。
しかし、今回そんな技を使わずとも、
彼らは自分たちの存在感を知らしめた。
これは本当に漫才師としての実力が上昇したという紛れもない結果である。
すばらしいと思う。
ザ・プラン9はまだまだ可能性を秘めている。
そしてプラン9の強みは漫才だけではない。
彼らは漫才にすべてをかけている訳ではない。
彼らは漫才「も」できるのだ。
彼らはコントも得意だし、
灘儀さんやゴエさんはピン芸にも恐ろしい力を発揮する。
つまりメンバーの何人かはテレビ芸にも向いている。
自分たちの単独ライブにも力を入れていて、評価も高い。
彼にとってはM?1という場所だけではない、
これは芸人にとって、本当の強みだと言えるだろう。
ライセンスの敗者復活は本当に涙がでそうになるほどうれしかった。
彼らは準決勝まででも本当に高い評価を受けており、
決勝に残ることができなかったことを本当に悔しがっていた。
藤原さんのブログを読んだとき、敗者復活で残ってくれと願った。
ネタも充に分おもしろく、本当に堪能させて頂いた。
ライセンスは十年目で今年が最後だったが、しっかりと記憶に残ったと思う。
とはいえ、チュートリアルが優勝してくれたことは、
本当に何よりもうれしい。
漫才や客に絶望しかかっていたコンビが、
M?1といういい舞台、審査員といういい客を与えられることによって、
彼らは本来持っていた力を、さらに何倍にも引き上げることができた。
どれだけの言葉をもってしても、
彼らの努力には届かない。
彼らの得た結果というものの素晴らしさには届かない。
だから、僕には「ありがとう」という言葉しか思い浮かばない。
本当にありがとう。
先ほど、NieA_7というアニメを見終えた。
キャラクターデザインが安部吉俊ということで見た。
安部吉俊がキャラデザをしたアニメは全て見ている。
テクノライズだけは途中で見るのをやめたがw
lainと灰羽はかなり好きな作品だ。
特にlainに関してはカルトアニメに興味を持つ切欠を作ってくれた作品で、
かなり思い入れが強かったりする。
本当に人を選ぶアニメだと思うし、特別感動したという訳ではないのだが。
映像や音楽、設定や雰囲気は本当に面白いと思う。
クマのパジャマを着ている玲音は最高に萌える。
灰羽連盟も関心した作品のひとつ。
灰羽とはグリの街で暮らす羽根の生えた人のことである。
恐らく灰羽とは、
若くして命を落としてしまった者達であると考えられる。
そしてグリの街とは死後の世界。
(設定が村上春樹の
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』に酷似)
灰羽たちの中には『罪憑き』と呼ばれる羽根の病を患う者達がある。
主人公のラッカや、レキなどがそうである。
これは恐らく設定上、自殺をした者達が煩う病であると考えられる。
心に闇を抱えたまま命を落とした者達と言い換えても良いかもしれない。
さんざん議論されたことではあるのだが。
灰羽たちは夢を元に自分たちに名前をつける。
主人公であるラッカが灰羽として生まれる時に見た夢は、落ちる夢。
ラッカは落下である。
そしてラッカの面倒を見るレキが見た夢が石だらけの道を歩く夢。
レキはいしくれの礫である。しかし本当は轢。
そしてその夢はそのまま彼女たちの最後を表している。
これは本編でも象徴的に描かれることである。
ラッカは恐らく飛び降り自殺。すなわち落下。
レキは恐らく線路への投身自殺。すなわち轢き裂かれる轢。
レキが夢で見た石とは、敷石。
つまりレキは列車に轢かれて死んだのであると推測できる。
しかし灰羽としてレキは精一杯ラッカの為に頑張った。
レキは轢ではなく、礎としての礫となり赦しを得る。
赦しとは誰かに与えられるものではない。
罪を知り、その罪を乗り越え自らに課題を与えられるものこそ、
真の赦しを得ることができる。
非常にキリスト教的ではあるが、人間の本質であるとも言える。
こういった深く、深刻な設定を抱えながらも、
灰羽連盟というアニメは非常に暖かく穏やかな雰囲気で描かれる。
謎めいてはいても、素直に心に入り込んでくるとてもいいアニメである。
NieA_7というアニメはそういったlainや灰羽、テクノライズといった、
作品群とは少しだけ趣きの異なる作品である。
とはいえ、若干の社会風刺や深読みすれば深刻な内容、
描かれずに仄めかされる暗い部分はある。
にせよ、非常に明るくバカバカしいコメディタッチのアニメなのだ。
銭湯が舞台で、宇宙人と浪人生が同居している。
もはやこんな支離滅裂な初期設定から、
当たり前のように第1話がスタートする。
もう、個人的にはそれだけで十分おなかいっぱいである。
全13話退屈することなく、堪能させて頂きました。
安部氏本人による同人誌のおまけ四コマで、
灰羽連盟のラストで双子が生まれたという話に対して、
罪憑きがレインで、もう片方がニアというものがあった。
なんとなく、すごく癒された気分になってしまった。
レインはゲームでは凄く壮絶な最後を遂げてしまう。
若い少女が拳銃を自らの口に入れ、発射する。
それから何度コンティニューしても、彼女は自殺。自殺。自殺。
最後には「もういい!!」という絶叫でこのゲームは幕を閉じます。
思い出しただけでも絶望感に苛まれる。
コンティニューすることで僕は彼女を救うことができると信じていた。
でも、そんなことは不可能だった。
現実にはコンティニューやリセットなんてことはあり得ない。
彼女が最初、拳銃で自殺した瞬間から、
それは決まっていた事実である。
だからこそ、彼女の魂は、灰羽たちが暮らす、
あの暖かなオールドホームで癒されていくのだと、
僕は素直に感じたのだ。
そう、それはイデオンのラストシーンにも通じるような気がする。
そこには願いがある、祈りがある、暖かに満ちるイメージがある。
レインはオールドホームで灰羽として幸せに暮らしていける。
彼女は救われるはずだ。
とはいえ、ニアが若くして死んだとは考えにくいのだけど…w
それはそれ、これはこれだ♪
心の瓦礫、そして軋轢。
崩れた心の破片が不協和音を奏でる。
空想のはずだったそのアンリアルが、
生々しく肉を殺ぐような痛みを生む。
痛みで膿んだ傷口から血があふれだす。
月の裏側も3.14∞の先端も。
全てがリアルな不確実。
この身体をつつむ皮のすぐ下にある、
黒く濁った灰汁さえも、
脆弱な絆にしかなりえない。
螺旋が紡ぐ真理の糸口。
混沌が穿つ心理の一片。
もはや無意味の終局点にしか意味はなくなってしまっている。
手のぬくもりと凍る血のしぶき。
くずれた瓦礫の軋轢音、羽ばたく羽根の殺傷力、
月にみるよな狂鏡叫。
明日の昨日の今日 饗 叶。
たとえば。
僕が、この世界との関係を保つことに疲れてしまっているとして。
感情を。
この世界にあったはずの感情、それとそれを抱えていた一人の人間。
僕はありとあらゆるものを見つめたい。
絶望も希望もおなじ出発点から放射線状に広がる。
ゼロ地点は僕。そして僕という存在を認める世界。
ゼロは全て。
僕は自分がこの世界に生れ落ちた意味など求めない。
ただ僕があった。
そして僕の周りには、多くの幸せがあった。
僕以前の存在があるとして、
僕はたぶんこの世界に生まれたいと望んだだろう。
そしてこの世界に生まれた僕は贅沢にも、
生まれてこなくたって良かったと感じている。
感情という厄介なものを抱え込んだ。
幸せに満ち足りた感情の裏側にはいつだって、
この世界を不安に満たすものが詰まっている。
僕はたぶん、とても弱い。
情けない。
ふと気を抜けば押しつぶされそうになる。
ちりばめた心のかけら。
分裂した精神。
このまま霧散し崩壊し、忘我してしまう絶望を望む。
冷たい風が体温を気づかせてくれるような矛盾。
そんな世界に僕は生きている。
僕はただ、生きて、この世界にいる。
たとえば。
僕が、その世界との関係を保つことに疲れてしまっているとして。
感情を。記憶を。
この世界にあったはずの感情、
それとそれを抱えていた一人の人間。
この世界にあったはずの記憶、
それとそれを大事に抱えていた一人の人間。
僕はありとあらゆるものを見つめたい。
僕が見たありとあらゆるものを。
いつか感じた全てのぬくもりにつながる僕の歴史を。
僕は失いたくはない。
僕は誇らしく思っている。
僕は壊れてしまってもいい。
この世界にありがとう。
本当にありがとう。
僕はありがとう。
うわ、久しぶりの更新…
まあ近況報告もかねて書きますか♪
最近あった出来事
・働くおっさん劇場オモシロス
・テイルズオブテンペストクソゲー
・XBOX360とスパロボを衝動買い
・音楽聴きまくり
・漫画読みまくり
・酒のみまくり
・仕事しまくり
・自慰しまくり
・曲作り失敗しまくり
総評・・・仕事を始めても、とても内向的な生活でGOOD!
年末にはオールザッツ、M-1、ガキ、すべらない話、その他お笑い番組多数
が控えているので、かなり楽しみにしている。
年始にはドリームマッチもあるようで、
やはりこのシーズンがお笑い好きにとっては最高の時期であることは間違いない。
クリスマスや天皇誕生日なんてどうでもいいのです。
キリストも天皇も俺を爆笑させてはくれないのでね。
関係ないけど冬はホシゾラが綺麗でいいですね。