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miniature city 2 -featuring vividblaze

GIGAZINEで見たのだが、
この動画のカメラの焦点の当て方、
見せ方のリズムや音楽との親和性。

そして見るものに、
ミニチュアの街を見せる意味性を考えさせる。

見事な作品になっているように思う。

街という場所をある程度の俯瞰点から観測する。

しかし見せて行く順番やカメラの焦点の合うポイントには演出的な意図があって、
俯瞰的実感の積み重ねによって「感動」を構成しているはずだ。

人々の住まう街という場所は上から見ると
こんなにもバラバラで混沌としているのに、
秩序的に動いているようにも見える。

僕たちはその街のあちらこちらにある、
人々の意識というものを想像し、そこに投影するのだろう。

そして作品内での経過時間による投影の蓄積と
映像構成と音楽による畳み掛けによって、
我々の見てきた経験という蓄積の上に、
それらの意味性が雪崩のように落ちてくる。
肯定でも否定でもない。
そういう場所に僕たちは生きている。

これはもうまさに劇だ。

個人的にはそう言いたくなるようなクオリティを感じた。
YouTubeがもし、このレベルの映像作品を、
頻繁に排出するような発信媒体となったら、
既存の映像業界のシステムは瓦解してしまうかもしれない。

なんてことを思ったりしてしまった。
感覚的にシンパシーを覚える部分があるからかなぁ。

追記:
少し舌足らずになっていた部分というか、
言い足りなかった部分を補足させて頂くと。

この映像がミニチュアの街である意味性について。
それはこの街の風景の動きすべてが、
人の作業によって作られた流れ、
フィクションの世界であるということじゃないだろうか。

定点観測の映像を並び替えただけでは、
この立体感のある感動は創りだすことができないだろう。
もちろん定点観測の並び替えだけでも素晴らしいものはできる、
しかしこの映像から受ける感動の印象とは
違った物になるんだろうと思う。



さらに追記:
どうやら調べていたらミニチュア風の効果を出す撮影方法の
定点観測らしい。
実際にミニチュアの街を撮影して、
そこにデジタル処理をして人や車を描いているんじゃないようだ。
的はずれな意見だったw

でもmockmoon氏の他の作品も見たが、定点観測って凄いわ。
当然それを作品にするのも凄いんだけど。
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バカな、まさかトラが…!

さきほどのキリンに続いて動物動画シリーズってことで。

寅年だしね。
今年はこういう年になるといいなw

バカな、まさかキリンが…!

豊田徹也氏の新作『珈琲時間』を読んだ。

以下『11話 きりん』のセリフより抜粋。

「バカな…」

「まさか……」
「まさかキリンが……!」

「キリンがこんな獰猛だったなんて!!!」


というセリフが登場するシュールな短編マンガなのだが。

動画を探したら本当にあったよ獰猛なキリンのケンカ。
こりゃすごいわw

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